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海外での八重歯のイメージは??

2020年8月17日

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(^_-)-☆

 

日本では昔から八重歯はカワイイと言われています。
では、海外ではどう見られているかご存知でしょうか?


海外では八重歯はただ単に歯並びが悪いと捉えられています。

アメリカでは健康でスリムなことに加え、歯並びが良いことも能力ある企業の上級管理職の外見上の条件だと言われているそうです。
また、特に欧米においては、出っ歯や受け口など様々な不正咬合(適切にかみ合っていない状態)の中でも、
八重歯はドラキュラや悪魔などと関係づけられ忌み嫌われるようです。

日本では『八重歯可愛いよね~』や『八重歯うらやましい』というように八重歯に対しては
歯並びが悪いというイメージはなく、チャームポイントとしてポジティブにとらえられています。

様々ある不正咬合の中で八重歯にだけ独特な価値観、美意識を持っているのは日本人だけとされています。
日本人は八重歯を肯定的に捉え歯列矯正をする人の割合が低い為、「どうして日本人は歯並びが悪い人が多いの?」という海外からの反応も存在します。

八重歯はもともと歯並びが悪い「不正咬合」である「叢生」の一種です。
犬歯と呼ばれるもともと尖っている歯が、歯茎の上の方から外側へ向かって生えている状態のことです。

八重歯ができる主な原因としては、乳歯から永久歯へ生え変わる際に、犬歯の生えるスペースが不足していたり、日本人はあごが小さいという特徴があり、骨格的に犬歯の生えるスペースが元々なかったりすることなどが考えられます。
永久歯の中でほかの歯より遅く生えてくる犬歯は、特に歯列からはずれて八重歯になりやすいです。

歯科医学的に犬歯には咀嚼(そしゃく)時のガイドとして働く重要な役割があります。
犬歯が咀嚼のときに、奥歯の代わりに横からの力を受けとめる機能を果たしてくれているのです。

八重歯の状態ではその役割が果たせず奥歯に負担をかけてしまいます。
また、歯磨きもしにくいことからむし歯や歯周病が懸念され、さらに転んだ時などにケガをしやすいです。


八重歯があることによってほかの歯に負担をかけてしまい、歯の寿命を縮めてしまう恐れがあります。

矯正によって正しい位置に犬歯を誘導すると、ほかの歯の負担が減り、歯全体の寿命を延ばすことができるようになります。

また 犬歯は歯の根が最も長く、歯の寿命も長いとても大事な歯です。
八重歯を矯正することで犬歯自体もむし虫歯になりにくく、健康的に維持することができる場合が多いのです。

日本ではカワイイと言われている八重歯ですが、海外では逆のイメージを持たれています。
歯の健康面などから考えても矯正を一度検討してみるのはいかがでしょうか?

当院では無料の矯正相談をしております(*^^)v
お気軽にご連絡くださいませ♪

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