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歯並びと虫歯の関係

2024年10月12日

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(#^^#)


皆さんは、自分の歯が他人からどう見られているか気になりますか?
ある調査では自分の歯で、他人に見られて気になることして「歯並び」と回答する方がなんと6割もいました。
見た目の美しさから歯並びはどうしても気になるポイントですが、歯並びが悪いと虫歯のリスクも高くなる傾向にあることをご存知でしょうか?

歯並びと虫歯の関係は非常に密接で、歯並びが悪いと虫歯ができやすくなる傾向があります。以下はその理由と具体的な関係についてです。



1.歯ブラシが届きにくい場所ができる
歯並びが悪いと、歯が重なっている部分や傾いている部分に歯ブラシがうまく届かず、磨き残しが多くなります。このため、食べ物のカスや歯垢がたまりやすく、虫歯のリスクが高まります。

2.歯間が清掃しにくい
歯並びが悪いと、歯と歯の間が狭くなり、デンタルフロスや歯間ブラシが使いにくくなります。このため、歯間の清掃が不十分になり、汚れが蓄積して虫歯が発生しやすくなります。

3.歯の接触面が多くなる
歯が密集していたり、重なっていると、接触面が多くなります。接触面は汚れが溜まりやすい上、虫歯のリスクが高い場所です。特に奥歯の間や歯が交差している部分では、虫歯が発生しやすくなります。

4.歯磨きが不十分になる
歯並びが悪いと適切な歯磨き方法を実施できていても、すべての部分をきれいにするのが難しいことがあります。特に奥歯や歯列が曲がっている部分ではきちんとブラシを当てることが難しくなります。

5.唾液の流れが悪くなる
歯並びが悪いと口の中で唾液の流れが不均等になることがあります。唾液は口腔内の自浄作用を持っているため、唾液の流れが悪い場所では細菌が増えやすく、虫歯のリスクが高くなります。

6.食べ物が詰まりやすい
歯並びが悪い場合、歯と歯の間に食べ物が詰まりやすくなります。特に歯が重なっている部分や、隙間がある部分では食べ物のカスが溜まりやすく、これが虫歯を引き起こす原因となります。
虫歯だけではなく、歯のすき間に溜まった食べカスや歯垢(プラーク)は口臭原因の1つにもなります。

7.不正咬合が虫歯リスクを高める
不正咬合(かみ合わせが悪い状態)は、特定の歯に過度の負担をかけるため、その歯の表面がすり減りやすく、そこから虫歯が進行することがあります。

8.歯並びと歯周病のリスク
歯並びが悪いと、歯周病のリスクも高まります。歯周病が進行すると歯茎が下がり、歯根が露出して虫歯になりやすくなるため、歯並びの悪さは虫歯だけでなく歯周病のリスクも増加させます。


予防のポイント

1.歯並びの矯正
矯正治療は虫歯予防に有効です。歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクを減らせます。

2.丁寧なブラッシング
歯並びが悪い場合でも細かい部分まで意識してブラッシングすることが大切です。特にフロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間の清掃を心がけましょう。
・歯並びが悪いところ
・矯正器具のすき間
・奥歯の奥
・歯の裏側
・親知らず
・つめもののすき間
これらは通常のハブラシでは届きにくい部分で磨き方に工夫が必要です。

3.定期的な歯科検診
歯並びが悪いと自分では気づかない場所に汚れが溜まっていることが多いので、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることが重要です。



歯並びと虫歯の関係は予防ケアがとても重要です。歯並びに問題がある場合、歯科医院で相談して適切な治療やケアを行うことが推奨されます。
当院では矯正相談は無料でおこなっております。気になる点があればお気軽にお問い合わせください(^_-)-☆

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