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嫌がる子どもの矯正をスムーズに! 不安をなくす声かけ&サポート方法

2025年2月28日

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(#^^#)


子どもの歯列矯正は将来の健康な歯並びのためにとても大切。でも、矯正器具をつけることに抵抗を感じたり、不安になったりするお子さんも多いですよね。
そこで今回は、子どもが前向きに矯正に取り組めるようになるための声かけのコツを紹介します!



1.「なぜ矯正が必要なのか」をわかりやすく伝える
子どもは「矯正をしなきゃダメ!」と言われると反発したくなるもの。まずは、矯正が必要な理由を優しく説明してあげましょう。矯正の目的は見た目だけでなく、歯の健康を守ることにもあります。
歯並びが悪いと、噛み合わせが悪くなり食べ物をしっかり噛めなかったり、発音に影響を与えたりすることも。また、歯が重なっていると歯磨きがしにくくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まることもあります。

NG例
「歯並びが悪いから、ちゃんと矯正しなきゃダメ!」
声かけ例
「矯正すると、歯がきれいに並んで食べやすくなるよ!」
「まっすぐな歯になると、将来の虫歯や歯茎の病気を防げるんだよ!」
「歯並びが良くなると、発音もはっきりして話しやすくなることもあるよ!」

さらに、矯正をしていると自然と歯のケアへの意識も高まり、将来的に健康な歯を保ちやすくなるというメリットも。矯正によるポジティブな変化を具体的に伝えると、納得しやすくなります。


2.痛みや違和感への不安を取り除く
矯正を嫌がる理由の一つに「痛そう」「違和感がありそう」という不安があります。
実際に、矯正装置をつけた直後は少し痛みを感じることもありますが、時間とともに慣れていくことを伝えましょう。矯正の痛みには個人差がありますが多くの場合、装置をつけた直後やワイヤーを調整した後に2~3日程度痛みを感じることがあります。
ただし、これは歯が動いている証拠でもあり次第に軽減していくものです。また、痛みが強い場合は、無理をせず歯科医に相談すると、ワイヤーの調整や痛みを和らげるアドバイスをもらえます。

声かけ例
「最初はちょっと違和感があるけど、すぐに慣れるよ!」
「痛みがあるときは、歯医者さんが調整してくれるから大丈夫!」

また、痛みがあるときに食べやすい柔らかい食事を用意してあげるのも安心につながります。例えば、おかゆやスープ、ヨーグルトなどの食べ物を選ぶと、無理なく食事ができます。
「無理しなくていいよ」と優しく声をかけながら、少しずつ慣れていけるようサポートしてあげましょう。


3.「かっこいい!」「かわいい!」などのポジティブな印象を持たせる
見た目を気にして矯正を嫌がる子どもも多いですよね。そんなときは、矯正をしていることが「かっこいい!」「おしゃれ!」という印象になるような声かけをしてみましょう。

 声かけ例
「矯正してる子って、なんだかおしゃれでかっこいいよね!」
「最近は矯正の種類もいろいろあって、おしゃれなカラーゴムを選べるよ!」

最近ではカラフルなゴムを選べるワイヤー矯正や、目立ちにくいマウスピース矯正もあります。選択肢があることを伝えてあげると、少し気持ちが前向きになるかもしれません。


4.「頑張ればごほうび」を用意する
子どもにとって、モチベーションアップにつながる「ごほうび作戦」も効果的。頑張った分だけ何か楽しいことが待っていると思えばやる気が出やすくなります。

声かけ例
「矯正を始めたら、お気に入りのノートに毎日シールを貼ろう!」
「1か月頑張ったら、新しい本を買おう!」

ただし、「矯正が終わったら○○を買ってあげる」という長期的なごほうびよりも、短期間で達成できる小さなごほうびのほうが効果的です。


5.矯正をしている友達や有名人の話をする
子どもは「自分だけがやっている」と感じるとネガティブになりがち。周りに矯正をしている友達がいることを伝えたり、矯正経験のある有名人の話をすると「自分も頑張ろう!」と思えるかもしれません。

声かけ例
「○○ちゃんも矯正してるんだって!一緒に頑張れるね!」
「○○っていう有名なスポーツ選手も昔矯正してたんだって!」

特に、子どもが好きなアイドルやスポーツ選手が矯正をしていたことを話すと、前向きな気持ちになりやすいですよ。

まとめ
歯列矯正を嫌がる子どもには無理に押しつけるのではなく、「なぜ必要なのか」をわかりやすく説明し、不安を取り除いてあげることが大切です。
また、ポジティブなイメージを持たせたり、小さなごほうびを用意することでやる気を引き出すこともできます。
矯正は子どもにとっても大きなチャレンジですが、保護者の温かいサポートがあれば、きっと前向きに取り組めるはず!焦らず、ゆっくりサポートしていきましょう!

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