こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(#^^#)
親知らず、放置していませんか?30代から考える“抜くべきタイミング”
「若いときから親知らずがあるけど、特に痛くないしそのまま…」
そんなふうに思っている30代以上の方、実は多いんです。
でも実は、“痛くない=安心”ではないのが親知らず。
放っておくことで、周囲の歯や骨にまで悪影響を与えることもあります。
今回は、忙しい社会人の方向けに「親知らずの抜歯タイミング」について、歯科医院の視点からわかりやすく解説します。

■ 30代以降、親知らずの“変化”が始まる?
親知らずは10代後半〜20代で生えてくる歯ですが、30代になってからトラブルが現れるケースも少なくありません。
こんなことはありませんか?
- 奥歯の奥が時々うずく
- 歯ぐきが腫れたことがある(すぐ治ったけど…)
- 口臭や不快感が気になる
- 以前より歯並びが少し変わってきたような…?
これらは親知らずがじわじわ影響を与えているサインかもしれません。
■ 抜歯を検討したほうがいいケース
以下のような状態の方は、将来的なトラブルを避けるためにも抜歯をおすすめします。
- 横向きや斜めに埋まっている
- 手前の奥歯との間に汚れがたまりやすく、虫歯になりかけている
- 歯ぐきがたびたび腫れる
- かみ合わせや歯並びに影響している
特に30代以降になると、歯ぐきや骨の状態に個人差が出てくるため、早めの判断が大切になります。
■ こんな親知らずなら、抜かなくてもOK
すべての親知らずを抜く必要はありません。以下のような場合は経過観察で問題ないことも多いです。
- まっすぐに生えていて上下でしっかり噛んでいる
- 定期的なメンテナンスで清潔に保てている
- トラブルの履歴がなく、今後もリスクが低いと判断される
とはいえ、今は問題なくても、将来リスクが出るかどうかはレントゲンで確認しないと分かりません。
■ 経験談:「あのとき相談して良かった」
会社員のBさん(38歳)は、奥歯の違和感で受診。レントゲンを撮ったところ、親知らずが横向きに生えており、すでに隣の奥歯が虫歯になりかけていました。
「忙しい時期だったけど、早めに抜いてよかったです。歯ぐきの腫れもなくなり、口の奥がすっきりしました」と話しています。
■ 忙しい大人こそ「早めの相談」を
社会人になると、仕事・家事・育児などで自分のことは後回しになりがち。
でも、親知らずによる炎症や痛みが突然起こると、仕事を休まなければならないことも。
「何も症状はないけど、このままでいいのかな?」
そんなときこそ、一度レントゲンを撮って状況を知ることが大切です。
■ まとめ:親知らず、悩んでいるなら今がタイミング
親知らずの状態は人それぞれ。
抜いた方がいい場合もあれば、しばらく様子を見るだけで十分なこともあります。
「もう30代だから今さら…」ではなく、大人だからこそ、歯を長く健康に保つためにしっかり向き合うべきタイミングです。
気になる方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
当院では、レントゲン検査から丁寧にご説明し、あなたに合った判断をお手伝いします。