こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(^O^)/
食事をする時に、左右どちらかの歯ばかりを使って噛んでいませんか?
片噛みの癖があると、いつも嚙む側の歯に過度の負担がかかってしまいます。
ものを噛まないでいる側の顔は筋肉が使われていないため、だんだん痩せこけていってしまいます。
やがて首や肩の筋肉、そして全身に影響が出てきます。ときには口が片側にずれてまっすぐに開かなくなり、顎の関節がゴリゴリと音がするようになります。
「食べ物の噛み方くらいで、そんなことがあるわけがない」と思うかもしれませんが、左右の顎のバランスが崩れると、それにつながっている首の筋肉のバランスも当然崩れます。首の筋肉のバランスが崩れると、重たい頭を支えきれずに首は傾きます。
そのゆがみが肩、腰へと伝わり、姿勢が崩れてしまうのです。
四十肩・五十肩は片噛みによる体の歪みの原因の一つとも言われています。
また、子供の頃から片側ばかりで噛んでいると顔の形が左右非対称に発達してしまい、それを放置すると体まで歪んでいってしまいます。
片噛みは嚙み合わせを悪くします
嚙み合わせが悪くなっていくのには、無意識のうちに行っている癖や悪い習慣が大きく関わっています。
片方の歯ばかりで噛む癖もその一つです。
かたよった力を歯にかけつづけることが、歯ぐきの中で歯根がずれていく原因になります。そうすると、歯が傾いて噛みあっていた上下の歯のバランスが崩れてしまいます。
嚙み合わせは大丈夫??
噛み癖による嚙み合わせは、日々少しずつ変化していくので気付きにくいです。歯科医院で診てもらうのが一番ですが、簡単なセルフチェックもできます☆
嚙み合わせが悪くならないように左右バランスよく噛む習慣を身に付けるのがベストです!
セルフチェック方法
~左右のズレ~
1鏡を前に背筋をまっすぐにして立ちます。
2口を【い~~】と横に開き、歯が見えるようにします。
3前歯の真ん中を結んだ線が上下でずれておらず、一直線になれば左右のずれはありません。
~水平方向の傾きチェック~
1鏡を前に背筋をまっすぐにして立ちます。
2アイスクリームの棒のような、薄く平べったい棒を奥歯で噛みます。
3顔の中央の線に対して棒が直角にあれば水平方向の傾きはありません。
~奥歯の嚙み合わせチェック~
1上半身の姿勢を正します。
2軽くカチカチと上顎と下顎の奥歯を鳴らして嚙み合わせてみる。
3左右から同じ様な感じで音が響いていればバランスよく噛めています。
是非セルフチェックをしてみて、ご自身のズレを確認してみてはいかがでしょうか??
問題があれば、食事の際には均等に嚙むことをまず意識してみましょう!!