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歯みがきで風邪予防しよう!

2022年1月14日

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(^^)/

 

最近ますます寒くなってきましたね。。。
これからの季節は風邪やインフルエンザの予防をしていかないといけませんね!!


皆さん風邪予防には、
「適度な睡眠」・「適度な運動」・「適度な食事」、この3つが基本になると言われていますが、
その他にも「起床時の歯磨き、うがい」が有効であると言われているのをご存知でしょうか??

風邪やインフルエンザなどのウイルスは鼻や喉などの粘膜から体の内部に侵入します。
空気中などに存在しているウイルスはたんぱく質の膜に覆われている為、その膜から出てこられないと悪さは出来ません。

実は口腔内というのは驚くほど大量の細菌が生息しています。
口の中には約30億~6000億もの細菌が存在するとも言われますが、これらの細菌はプロテアーゼというたんぱく質を分解する酵素を出す特性があります。
口腔内を不潔な状態にしておくと細菌が増殖します。。。少し考えただけでもゾッとしますね(-_-;)



そしてプロテアーゼは風邪やインフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする働きがあります。
口腔内を不潔な状態にしておく→プロテアーゼの量が増える→風邪・インフルエンザに感染しやすくなる、、という悪循環に。

感染症予防に効果的な歯磨きのポイントは、

①夜は特に念入りに!
(寝ている間は唾液量が減り、日中に比べて細菌が繁殖しやすい状態になるため)

②朝は起きてすぐ磨く!
(寝ている間はお口の中に細菌が繁殖しているので、そのまま朝に飲食をして、細菌やウイルスを取り込んでしまわないように)

③舌も磨く!
(細菌は歯だけではなく、舌の上に多く生息しているため)

ちなみに、過去に介護施設で実施された研究に基づくもので、
集団に対して歯科衛生士が定期的に歯垢除去を行い、歯みがき・舌みがき等の指導をしたところは、しなかった集団と比べて約1割の方しか風邪をひかなかったというのです。
一次予防としてうがい・手洗いは知られていても、歯みがきが風邪を予防するというのはあまり知られていません。

そして、細菌を掃除する歯ブラシも使っていくうちに歯ブラシ自体にも細菌が繁殖します。
けっこう忘れがちですが、口腔内を清潔に保つためにも歯ブラシの交換は1カ月に1本を目安にしましょう!!
口腔内にたまったウイルス・細菌が歯ブラシに付着したまま何ヶ月も使うのはあまりいいことではありません(>_<)

日々の歯みがきが、むし歯や歯周病の予防だけではなく、風邪やインフルエンザの予防になるのでキレイにみがいていきましょう(*^^)v

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