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八重歯

2024年3月12日

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(#^^#)



八重歯があることによりかわいいというイメージを持たれる方は多く、チャームポイントの一つに挙げられる方もいらっしゃいます。


今回はそんな八重歯についてお伝えいたします☆


1.八重歯とは
八重歯とは通常の一般的な歯並びではなく、外側(唇側側)に他の歯と重なって生えている歯の事です。かわいいというイメージを持たれていますが、「叢生(そうせい)」と言われている歯列不正の一種にあたります。
上顎の犬歯に見られることが多く、そのため犬歯=八重歯と捉えられることがありますが、犬歯は歯の名前で、八重歯は歯並びの状態になります。

2.八重歯の原因
八重歯になる原因は様々あると言われています。
・顎が小さい
永久歯は上下それぞれ本ずつ計本生えてきます。しかし生まれつき顎が小さいと本を綺麗に並べることが出来ず、列からはみ出てしまう歯が出てきます。犬歯は歯の中で最後に生えてくるため、犬歯が列からはみ出てしまうケースが多くなります。

・柔らかいものが中心の食生活
昔に比べ現代の人は食事が柔らかいものが増え、噛む回数が減ってしまったため昔より顎の小さい人が多くなっています。
柔らかいものばかり食べていると顎の成長が促されなくなります。それにより顎が小さくなってしまいます。

・乳歯の抜けるタイミング
乳歯がなかなか抜けないと生えてきた永久歯のスペースが無くなり、歯が重なって生えてしまいます。犬歯は最後に生え変わるため、犬歯が八重歯になりやすいと言われています。


3.八重歯のデメリット
日本人にはかわいいと思われる八重歯ですが、海外では余り良いイメージが無く就職活動や結婚等に不利とまで言われています。

・虫歯や歯周病が進行しやすい
八重歯だとどうしても両隣の歯との間にがたつきが生じている為、歯ブラシが届きにくく、汚れが溜まりやすくなってしまいます。

・口臭の原因になる
八重歯が邪魔になって唇が閉じにくいと口呼吸になりがちです。口呼吸は口腔内が乾燥し、唾液による自浄作用が低下するため細菌が繁殖しやすい環境に。細菌が繁殖すると口臭が発生する原因となります。

・噛み合わせが悪くなる
八重歯になりやすいと言われている犬歯は歯の中でも大きく根が長いため丈夫な歯と言われています。また、一番深く噛みあう歯になります。そのため犬歯には前歯に大きな力がかかることを防ぐ役割があります。しかし犬歯が八重歯になっていると十分にその力が発揮されず、他の歯に大きなダメージを与えてしまいます。


日本では八重歯がチャームポイントの一種として捉えられているため「治さなくてもいい」と思ったり、治そうとすると「かわいいからそのままでいいよ」と言われたりします。
ですが、八重歯をそのまま放置していると口腔内のトラブルが発生する可能性があります。
将来のお口の健康のためにも八重歯を治すのも考えてみてはいかがでしょうか?八重歯は歯列矯正で治すことができます。
当院では無料の矯正相談をしておりますので、お気軽にお越しください(*^^*)

 

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