こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(#^^#)
お子様の乳歯が抜けるのは成長の大きな一歩!でも、いざ抜けると「血が出たけど大丈夫?」「どうやってケアすればいいの?」と不安になることもありますよね。
今回は、乳歯が抜けた後に保護者がやるべきことを、わかりやすく解説します。
1.出血したときの対応
乳歯が抜けた直後は、少し血が出ることがあります。これは自然なことなので、慌てずに次のように対処しましょう。
- 清潔なガーゼやティッシュで軽く押さえる → 5~10分ほど優しく圧迫して止血しましょう。
- うがいは控えめに → 強くブクブクうがいをすると、血の塊(かさぶた)が取れて再び出血することがあります。
- しばらくはストローや熱い飲み物を避ける → ストローで吸う動作や熱い飲み物が刺激となり、出血を長引かせることがあります。
2.乳歯が抜けた後のケア(うがい・食事など)
抜けた部分はデリケートなので優しくケアしてあげましょう。
- うがいはぬるま湯や水でやさしく → 強すぎるうがいは避けて、軽く口をすすぐ程度にしましょう。
- 歯磨きは周りをやさしく磨く → 抜けた部分に直接、歯ブラシを当てると痛がることも。周囲の歯を丁寧に磨きましょう。
- 食事は柔らかいものから → 硬いものや刺激の強いもの(スナック菓子、炭酸飲料など)は避け、スープやヨーグルトなど食べやすいものを。
3.永久歯が生えてくる時の注意点
乳歯が抜けると、いよいよ永久歯が生えてきます。生え変わりの時期に気をつけることをチェック!
- 永久歯がなかなか生えてこない? → 抜けた後、半年以上経っても生えてこない場合は歯科医院にて相談しましょう。
- ガタガタにならないか観察 → 永久歯が変な方向に生えていないかチェックし、気になる場合は歯科医院にて相談しましょう。
- 歯並びを意識した習慣づくり → 口呼吸ではなく鼻呼吸を意識したり、よく噛んで食べる習慣をつけると、きれいな歯並びにつながります。
4.乳歯の保存をするかどうか
「抜けた乳歯、どうする?」と迷う保護者の方も多いですよね。選択肢はいくつかあります。
- 記念に取っておく → 専用の「乳歯ケース」に入れて、大切に保管するのもおすすめ。
- 伝統的な風習を楽しむ → 日本では「上の歯は縁の下に、下の歯は屋根の上に投げる」といわれています。歯がまっすぐ生えるようにとの願いが込められています。
5.何か気になることがあれば歯医者さんへ!
乳歯が抜けた後に気になることがあれば、歯科医院で相談しましょう。
- 出血がなかなか止まらない
- 永久歯が変な位置に生えてきた
- 半年以上経っても歯が生えてこない
「これは大丈夫かな?」と少しでも不安になったら、歯医者さんに聞いてみるのが安心です。
まとめ
乳歯が抜けた後は、出血の対処やケアをしっかりしながら、永久歯が生えてくるのを見守ることが大切です。記念に乳歯を保存したり、昔ながらの風習を楽しむのもいいですね!
お子様の成長の一歩をサポートしていきましょう♪