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花粉症

2022年3月12日

こんにちは!
武豊町のとみ歯科クリニックです(^o^)


三月に入り、少しずつ春らしく暖かくなり過ごしやすい良い季節ですが、花粉症に毎年苦しめられている方が多くいらっしゃる季節でもあります( ;∀;)



花粉症の症状というと、涙目・鼻水・鼻づまり・くしゃみなどがありますが、上の奥歯が痛くなる事もあります。
これは、鼻の粘膜の炎症を「歯が痛い」と間違った信号を脳に送るためです。人の鼻の両わきには上顎洞(じょうがくどう)という空洞があって、鼻炎がひどくなるとそこの粘膜が炎症を起こします。
その場所がちょうど上の奥歯の根っこの先端辺りなので、その痛みを勘違いして「歯が痛い」と思ってしまうのです。この痛みは、鼻炎が治れば自然とおさまります!


このように歯科と花粉症は意外にも関係性があり、口腔内の健康にも気を付けておかないとトラブルを引き起こしてしまうかもしれません!!

では花粉症と口腔内の健康に影響を与える理由についてですが、、、

まず花粉症は、アレルギー性疾患の一つです。「季節性アレルギー性鼻炎」「季節性アレルギー性結膜炎」などの総称です。
花粉症の原因となる花粉はスギ・ヒノキ・ブタクサ・ヨモギ・セイタカアキノキリンソウなど、1年を通してさまざまありますが、特に春先になると、スギ花粉による花粉症の症状の方が多くなります。


花粉症の症状でよくあるものとして「鼻づまり」が挙げられます。
鼻がつまると鼻で呼吸がしづらいので、口で呼吸をするようになります。
そうすると、口腔内がカラカラと乾いてしまいます。唾液には口腔内の細菌の繁殖を抑えるとともに、むし歯になりかけた歯を修復する役割があります。

唾液が少なくなると、自身で口内を浄化・修復する力が失われてしまい、細菌によって引き起こされるお口のトラブル(虫歯や歯周病など)のリスクが高くなります(>_<)

また、花粉症のお薬には唾液の分泌を抑えてしまうものが多くあるため、お薬を飲むとさらに口腔内は乾燥した状態になります。
この状態が長く続いたり、セルフケア(歯みがき)が不十分だと、歯周病が起こりやすくなります。


◎口腔内の乾燥対策◎
・こまめにうがいをして回数を増やす
・水分補給をして潤いを保つ
・食事の時は、よく噛んで唾液の分泌をうながす事も効果的です。
・唾液の分泌を促すためにキシリトールガムを噛む
※虫歯予防の為にもキシリトールガムにしましょう。

・唾液腺マッサージを取り入れる
※矯正中の方はガムを噛むのが難しいのでぜひ取り入れてみてください!
↓↓↓
ⅰ耳下腺:指全体で耳の前、上の奥歯のあたりを後ろから前に円をえがく
ⅱ顎下腺:親指をアゴの骨の内側の柔らかい部分に当て、耳の下から顎の下までを順番に押す
ⅲ舌下腺:両手の親指をそろえてアゴの下から軽く押す

乾燥対策は皆さんが取り入れやすいものをやってみて下さい!!

もし、治療中にくしゃみが出そうや鼻づまりで呼吸がしにくく苦しいなど、そういった時は遠慮なくおしゃってくださいね!
あまりにも症状が辛い方は、症状が落ち着いてからでもかまいません。無理なくご来院くださいませ。

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