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麻酔後のお食事

2024年4月26日

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(#^^#)


麻酔を使用した患者様から「ご飯って食べても大丈夫ですか?」と聞かれることがよくあります。
歯科治療で麻酔を打った後は、当然ですが歯茎やその周りの感覚が麻痺します。普段とは違った状態となるため、不安に感じる方も多いと思います。
とくに麻酔を使った後の食事については、詳しく知りたいですよね。



今回は歯科麻酔後の食事の注意事項についてお話いたします!


麻酔後の食事について
歯科麻酔にはいろいろな種類があり、それぞれで効果時間が異なります。同じ種類の麻酔でも患者さまの体質によってもどれくらい効果が持続するのかが変わることから、少なくともご自身が「麻酔の効果が切れた」と実感できるまでは食事を控えた方が良いです。

飲み物であれば問題ありませんが、麻酔が効いた状態で食べ物を口にするといろいろなトラブルを引き起こしてしまいます。
基本的には麻酔が切れて感覚が元に戻れば飲食して頂いて大丈夫です。
※個人差はありますが麻酔はだいたい2〜3時間ほどで切れてきます。


麻酔が切れる前に飲食するとどうなるか
・舌や粘膜を噛んでしまう
お口の中が麻痺した状態で食事をすると、舌や頬の内側の粘膜を噛んでしまうことがあります。

・温度感覚がわからずに火傷をしてしまう
歯科麻酔は、痛みだけでなく冷たさや熱さに対する感覚も麻痺させます。舌やお口周りの筋肉が正常に動くようになっても、温度感覚が鈍っていることもあり熱いもの食べた際に火傷をするケースも多々あります。しかも、火傷した時には気付くことができないため、普段よりも深刻な症状が現れやすくなっています。

アルコールも極力控える
アルコールは全身の血流を促進します。それはお口の中も例外ではありません。麻酔の効果が切れる前にお酒を飲むと、傷口が開いて再び出血しても気付きにくくなるというデメリットがあります。
その点も踏まえると、歯科治療を受けたその日は可能な限りアルコールは控えた方が望ましいです。



どうしても空腹で食べたい、、、そんな時は
怪我のリスクを下げるため、麻酔の効いていない反対側の歯で噛むようにしましょう!
お食事は熱すぎず冷たすぎないもの、柔らかいもの(噛む回数が少なく済むもの)を食べていただくことで、怪我のリスクは低くなります。
治療後に空腹にならないように、あらかじめ食事の時間も考えながら予約することもオススメします。

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