こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(#^^#)
今回は奥歯を効果的に磨くためのポイントをお伝えいたします。
磨きくい奥歯は、虫歯や歯周病のリスクが高い場所。奥歯をみがく時も「歯みがきの基本」は同じ。ただし、奥歯の頬側をみがく時には口を閉じ気味に、舌側をみがく時には歯の並びと平行になるようにハブラシを入れるなど、毛先をキチンと歯にあてる工夫が必要です。ハブラシはヘッドが小さく薄いタイプがおすすめです。
磨きにくい奥歯は大事な歯
歯に平均寿命があることを知っていますか?奥歯は大切な役割があるにも関わらず、その寿命が最も短い歯といわれています。正しい歯磨き方法を身につけて、奥歯までしっかりとケアをしましょう。
奥歯の正しい磨き方
奥歯は歯ブラシが届きにくい歯ですが、工夫しながら丁寧に歯磨きしましょう。
奥歯の磨き方
・奥歯のほお側
口を閉じ気味にし、歯ブラシの柄で唇のはしを軽く引っ張るようにして、奥歯に歯ブラシをあてる。
・奥歯の舌側
前歯の中央付近から、歯列と平行になるように歯ブラシを入れる。歯ブラシが入りやすい方向に少し顔を向けると、手が疲れにくい。
・奥歯の奥
歯ブラシのつま先をあてる。奥歯の奥まで磨ける歯ブラシ、デンタルフロスを選びましょう。
・奥歯の奥まで届く歯ブラシを選びましょう
奥歯までしっかりと届かせるためには、磨くためには、歯ブラシの選び方もポイントです。ヘッドが小さく、ネックの細い歯ブラシがおすすめです。
・デンタルフロスで奥歯の歯垢(プラーク)をかきだしましょう。
奥歯に残った歯垢(プラーク)をしっかりと取り除くためには、デンタルフロスも有効です。奥歯まで届くデンタルフロスを選びましょう。
奥歯の寿命
歯は、大切にケアをすれば一生使い続けることができますが、一般的に人間の寿命より早く抜けてしまう場合が多いのです。特に奥歯はハブラシが届きにくく、むし歯や歯周病になりやすいため、どうしても寿命が短くなってしまうのです。
厚生労働省の調査によると、歯の平均寿命は約50~65年。中でも奥歯は最も短く、前歯よりも10年以上も早く抜けてしまいます。
日本人の平均寿命は男性が約80才 、女性が約86才ですので、一番寿命が短い第2大臼歯の場合、10才で歯がきちんと生え揃ったとしても、身体と歯の平均寿命を比べると10~20年程度の差があることがわかります。