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歯ぎしり・食いしばりは要注意|矯正治療への影響と正しい対処法

2026年4月30日

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(#^^#)


歯ぎしりは矯正にも影響する?
30〜40代に増えている“無意識のくいしばり”とは

仕事のプレッシャーや長時間のデスクワーク。
気づかないうちに体に力が入りやすい毎日を過ごしていませんか?

「朝、あごが重だるい」
「歯がしみることが増えた」
「詰め物が外れやすい」
といったご相談をいただく機会が増えています。
その背景に多いのが、歯ぎしり・食いしばり(ブラキシズム)です。

「寝ているときだけ」と思われがちですが、実際には日中の無意識のくいしばりも多く、気づきにくいのが特徴です。
そしてこの習慣は、歯だけでなく矯正治療にも影響する可能性があります。



歯ぎしりは3つのタイプに分かれます
一言で歯ぎしりといっても、いくつかのパターンがあります。

  • こすり合わせるタイプ(グラインディング)
    歯を横に動かして「ギリギリ」とこする、最もよく見られるタイプです。
  • 強くかみしめるタイプ(クレンチング)
    音が出ないため気づきにくく、日中にも起こりやすいのが特徴です。
  • カチカチと当てるタイプ(タッピング)
    頻度は少なめですが、顎への負担が積み重なります。

特にお仕事中や集中しているときに起こる、クレンチング(食いしばり)は現代人に多い傾向があります。


なぜ歯ぎしりは起こるのか?
原因は一つではなく、いくつかの要素が重なっていると考えられています。

・ストレスや緊張状態
・かみ合わせや歯並びのバランス
・睡眠の質の低下
・カフェインやアルコールの影響
・日中の歯の接触癖(TCH)
・運動時や集中時の力み

30〜40代は仕事や家庭での役割が増え、無意識に体へ負担がかかりやすい時期です。その緊張が抜けないまま睡眠に入ることで、夜間の歯ぎしりへつながるケースも少なくありません。


放置すると起こるトラブル
歯ぎしりは「クセだから仕方ない」と思われがちですが、続くことでさまざまな影響が出てきます。

・歯のすり減り
・知覚過敏
・詰め物や被せ物の破損
・歯に細かいヒビが入る
・顎関節の違和感や痛み
・肩こりや頭痛
・朝のあごの疲労感

さらに、こうした強い力は歯並びの安定や矯正中の歯の動きにも影響することがあります。


矯正治療との関係について
歯ぎしりや食いしばりがある場合、

・歯に強い負担がかかる
・装置への影響(ワイヤー・マウスピース)
・治療後の後戻りリスク

といった点に注意が必要です。

そのため矯正治療では、歯並びだけでなく
力のかかり方や習慣も含めた管理が大切になります。



歯科で行う主な対策
歯ぎしりは完全にゼロにするというより、コントロールしていくことが重要です。

  • ナイトガード(マウスピース)
    就寝時に装着し、歯や顎へのダメージを軽減します。
  • かみ合わせの確認
    必要に応じてバランスを整えることで、負担を分散します。
  • 日中の習慣改善
    「上下の歯は本来離れている状態が正常」という意識づけも大切です。

忙しい方でもできるセルフケア
日常の中で取り入れやすいポイントです。

・寝る前にリラックスする時間をつくる
・日中「歯を離す」意識を持つ
・頬の内側の噛み跡をチェックする
・枕や姿勢を見直す

小さな習慣の積み重ねが負担の軽減につながります。


まとめ
歯ぎしり・食いしばりは、多くの方が気づかないまま続いている習慣です。そしてその影響は、歯や顎だけでなく歯並びや矯正治療にも関わる重要な要素です。

「なんとなく違和感がある」
「朝あごが疲れている」

そんなサインがある場合は、一度ご自身の状態を見直してみることをおすすめします。

気になる症状がある方へ
歯ぎしりは早めに気づいて対策することで歯や顎への負担を抑えることができます。気になる症状がある方は、無理に我慢せずお気軽にご相談ください。

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