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妊娠中の『歯』について

2020年9月27日

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです☆

先日、当院で勤務しいてるスタッフが産休に入りました(#^.^#)
赤ちゃんが産まれるまで色々と大変だとは思いますが元気な赤ちゃんを
産んでくださいね!


今回はあまり知られていない妊娠中の『歯』についてご紹介します!!


☆妊娠中は歯のトラブルが起こりやすい 
妊娠しているときは、次のような理由から虫歯や歯周病などになるリスクが高まります。
①つわりで歯をきちんと磨けない
②酸っぱいものを好んで食べるので口内が酸性になりやすい
③一度に食べられる量が少ないので、食べ物を口にする回数が増える
④ホルモンバランスの変動によって唾液がねばつくようになり、歯周病菌が繁殖しやすくなる。

☆虫歯や歯周病菌で早産のリスクが高まる 
妊娠中に虫歯菌や歯周病菌がお口から体内に入り込んでしまうと、妊娠37週未満で出産してしまう早産や、
新生児の体重が2,500gに満たない低体重児出産を引き起こす可能性があるといわれています。

☆赤ちゃんに虫歯をうつしてしまう 
赤ちゃんのお口の中には元々虫歯菌は存在しません。生後1歳7か月頃から2歳7か月頃の間に、
大人の唾液を介して感染してしまいます。

つまり、子供を虫歯から守るためには虫歯菌をうつさないことが重要となります。
食器の共有や、食べ物をフーフーして冷ますことで、赤ちゃんのお口の中に虫歯菌が入り込んでしまいます。
ついついやってしまいがちですが、そういった行為は極力控えるようにしましょう。
また、念のため赤ちゃんが生まれてくる前に、一緒に生活する大人たちの虫歯も治療しておくことが大切です。

☆出産したら歯医者さんに行きにくくなる 
赤ちゃんが生まれてお世話が始まると一気に忙しくなります。
赤ちゃん中心の生活となり、想像以上の時間の無さに自分のことなどかまっていられなくなるでしょう。
赤ちゃんを預けられる人がいないと、歯医者さんに通うことすら難しくなるのが現実です。

☆検診や治療を受けるタイミング 
妊娠1か月から4か月の初期のうちは切迫流産の危険があるので、
緊急を要する治療が必要な場合以外は歯医者さんに行くのは控えましょう。

妊娠5か月頃を過ぎて安定期に入ったら、通常の治療を受けることができます。
ただし、治療する側にも配慮が必要となるので必ず妊娠していることを伝えてください。

☆妊婦歯科検診を受けられるところ 
最寄りの歯医者さん以外でも、市区町村で妊婦歯科検診を実施していることも多く、
無料で受けられるところもあります。

せっかくなのでうまく活用していきましょう♪

本日は妊娠中の歯にまつわることをまとめてみました☆
妊娠中はなかなか歯について意識が及ばないかもしれません。
ですが歯のトラブルも起きやすく、それが赤ちゃんに影響を与えてしまう、、、なんて事も。


自分が妊娠していなくても、家族や友人などにも重要性を伝えてみるの大事かなと思います。
気になることがあればお気軽にお聞きくださいませ(*^-^*)

写真は先日産休に入るスタッフと皆で食べたケーキです(^O^)
美味しかたった~!

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