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歯や顎にも悪影響の食いしばり~クレンチング症候群~

2021年4月17日

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(^^)/


クレンチング症候群という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
これはストレスなどが原因で歯を無意識に食いしばってしまう癖のことを言います。

食いしばりの癖だからしょうがないと軽く見てはいけません。
歯や顎への大きな負担がかかるだけではなく、頭痛、肩こり、腕のしびれ、腰痛、顔面痛、顎関節症など身体にもさまざまな悪影響をクレンチング症候群がもたらすことを知られていません。



クレンチング症候群の悪影響
歯は主に食べ物を噛み砕くために使うものなので、何もない状態で噛むと歯や顎に強い力が加わってしまいます。
「気づかないうちに歯を食いしばっている」「寝ているときに歯を食いしばるらしく、朝起きると顎が痛い」など、無意識な食いしばりが常習化すると、様々な症状が人体に起こってしまう可能性があります。

歯は人体の中でも、強い力が加わる部位です。ただしそれは、食事の間など24時間のなかでもほんのわずかな間のことです。
歯を食いしばる際には60kgもの力が加わることもあると言われますが、無意識に食いしばり続け歯に加わる力が常習化すると、次のようなことが人体に起こってしまう可能性があると言われています。

●歯の削れや欠損、亀裂、破折
●歯のグラグラ
●歯周組織にまで負担がかかり、歯周病(歯肉炎、歯槽膿漏)へ
●歯の亀裂から知覚過敏へ
●顎関節症
●肩こり

心当たりのある方、それはクレチング症候群のせいで起こったのかもしれません。



原因
強いストレスや緊張感があると、無意識に歯を食いしばってしまいがちです。精神的要因が原因の場合は、眠っている間にも歯を食いしばっているため、朝起きたときに歯痛や頭痛が起こることもあります。

下記のような症状に思い当たる方は一度歯科医院に相談してみましょう。

●上下の歯の噛み合わせ面がすりへり平らになっている
●歯と歯肉の境目に削り取られたような傷がある
●舌の側面に歯型がついている
●歯に接する頬の内側に白い線がある
●耳の穴から1cmほど手前にあるあごの関節を押すと痛みがある
●あごのエラの部分の筋肉に痛みを感じる


予防
・上下の歯が触れていると感じたら歯を緩める
・イライラや噛みしめを分散する為にもガムをかむ
・ストレッチをして首周りや肩の筋肉の緊張をほぐす
・噛みしめているアゴの関節や口の中をマッサージする
・噛み合わせを歯科医院見てもらって、マウスピースを作ってもらいつける
・歯並びの矯正





まずはご自身の噛み合わせや歯の食いしばりが気になっている方は、当院までお気軽にご相談くださいね(*^▽^*)

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