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オーラルフレイルって知っていますか??

2021年3月15日

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(*^-^*)

花粉症がどんどん酷くなってきていますが、皆さんは大丈夫でしょうか・・・(+_+)
この時期はいい季節ですが、花粉症がツライですね。。。


突然ですが、皆さんは「オーラルフレイル」という言葉を聞いたことはありますか?
英語で「オーラル」は「口腔」、「フレイル」は「虚弱」という意味です。

加齢に伴い、噛めない食品が増える、うまく飲み込めずむせたり、滑舌がわるくなったり、口の中が渇きやすくなったり、
このような口腔内の機能が衰えることをオーラルフレイルと言います。

口腔内の機能が低下すると食べにくい食品を避けたり、食が細くなったりして栄養の偏りや栄養不足を招き、筋力など全身の機能低下にもつながります。
そして話しにくいからと人と接しなくなり、閉じこもりがちになり人や社会との関わりの減少を招いたりすることから、
全体的なフレイル進行の前兆となり深い関係性が指摘されています。

80歳で歯を20本以上残す目標を掲げた「8020運動」のかいもあり、30年前には10%に満たなかった達成率が2017年には51.2%まで上昇しました。
しかし近年、歯の本数に加えて噛む力や飲み込む力などの口腔内の機能を維持することも重要だと分かってきました。

オーラルフレイルを予防するには歯と口の健康を保つことが大切です。
具体的には「口の中を清潔に保つこと」そして「加齢で衰える口腔機能の維持・改善に努めること」がポイントとなります。
定期的な歯科検診で自分の歯や口の状態を知ることもオーラルフレイルの予防につながります。

口の周りの筋肉を動かす運動を行うこともいいです。
↓のホームページにオーラルフレイル予防のための口の体操が載っています。
是非参考にしてみてください。

https://www.jda.or.jp/oral_flail/gymnastics/
(日本歯科医師会ホームページ)


また、うがいをしっかり行うのもオススメです。
ブクブクうがいやガラガラうがいは、頬の内側や喉の周囲の筋肉を動かし、口腔機能をフル活用します。
意識して、うがいを少し長めに、行う回数を多くするとよいでしょう。

今だとコロナウイルスの影響もあり、特にうがいをする習慣があると思うので日頃からやり慣れている、うがいでしたら継続しやすいと思います。

口腔機能の衰えが全身の健康に関係してくるので、少しの衰えも見過ごさないようにするのがとても大事なので、心配な方は一度ご相談ください☆

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