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歯茎からの出血

2023年8月31日

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(#^^#)


歯茎から出ら血が出るという経験は、おそらく誰でも経験したことがあるでしょう。歯磨きの時に血が出てしまったということも特別珍しいことでもありません。そのため歯茎の出血というのは、ついつい軽く見られがちで特に痛みがないと放置されてしまい、必要な時に必要な対処が行われず、さまざまな問題を起こすことがあります。



歯茎からの出血にはいくつかの原因が考えらます。


・歯肉炎や歯周病など歯茎の病気で、歯茎が炎症を起こしている
歯茎からの出血の原因のうち歯周病の場合が多いです。
歯周病は歯を支えている組織に細菌感染が生じる病気で、歯茎などの炎症反応が主な症状です。炎症が生じた歯茎はブヨブヨに腫れあがり、ちょっとした刺激でも容易に傷つくようになります。その結果、出血が生じます。
自覚症状があまりないまま進行する歯周病は、は痛みもなく症状が進行していき、重症になるまで気が付かないことが多い病気です。歯茎からの出血は数少ない歯周病からのSOSなので、早めに歯科医院に行きましょう。

・虫歯の進行
虫歯を長期間にわたって放置すると、虫歯が歯の神経まで感染し歯茎まで進行している場合、その部分が歯肉の炎症により出血することがあります。

・歯のかぶせ物がうまく合っておらず、歯茎を圧迫している
被せ物などをしている場合、虫歯や歯茎がやせるなどで被せ物が合わなくなってくることがあり、歯茎が圧迫されて出血することがあります。

・強い力での歯磨き(ブラッシング)
しっかり汚れを落とそうとして、ゴシゴシと力を入れて歯を磨いていませんか?かたい毛ならなおのこと歯茎から出血する恐れがあります。歯茎は繊細な組織なので、ブラッシングにも適度な力加減が必要です。

・歯ぎしりや食いしばり
就寝中、無意識にしてしまっている歯ぎしりやくいしばりは、大きな力が長時間にわたって歯や歯茎にかかります。この状態が続くことによって歯が揺さぶられ、歯茎が炎症を起こして出血することがあります。

・薬や病気による影響
血液の流れをよくする薬を飲んでいたり、血圧をさげる薬を飲んでいたりする場合は、歯茎から出血しやすくなることがあります。また、口腔内のガンや、白血病などの病気が原因であることもあります。



歯茎から出血があった場合は早めに歯科医院に行き、ご自身の口腔内の状態を診てもらいましょう。
状態に応じて適切な処置・ケアをしてお口の健康を守りましょう!!

 

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