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成人の日

2024年1月6日

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(#^^#)

来週の月曜日は成人の日ですが、この日は様々な地域で成人式があると思います。
一生に一度の晴れの日、成人式は人生で重要な節目です。
冠婚葬祭の「冠」は成人式を表わしていますから、「成人になる」ということが古くからどれだけ重要視されていたかがわかりますね☆



☆男子の成人式☆
奈良時代以降、数え歳で12~16歳の男子が行った元服という儀式が成人式にあたります。髪を大人の髪型に結い、服装も大人のものへと改めました。
また、幼名から新しい名に切り替えたり冠をつけたりしました。
江戸時代には貴族のみが儀式を細部まで継承し、その他の人々は前髪を切り落とすだけに簡略化されていったみたいです。
また、元服は加冠(かかん)、初冠(ういこうぶり)とも呼ばれていました。


☆女子の成人式☆
女子の場合は「裳(も)」という、腰から下にまとう衣服を身に付ける儀式「裳着」を12~16歳で執り行いました。結婚が決まった時や、結婚が決まりそうな時が式のタイミング。同時に垂らした髪を結いあげる髪上げも行われ、こどもの髪から大人の髪型へと変わりました。


昔は20歳よりも若い年齢で成人式を行っていました。

今のようなスタイルの成人式は、戦後間もない1946年に埼玉県において実施された「青年祭」がルーツとなっているようです。
敗戦によって暗いムードにあった当時、青年達に明るい希望を持たせ励ますために青年祭のプログラム【成年式】を行って、それが全国に広まって成人式となったそうです( ..)φメモメモ

 

 

もっと昔の縄文時代や弥生時代には、歯の治療ではなく風習的に健康な歯を抜くという、儀式的な抜歯を行っていました。この風習は縄文時代後半から弥生時代まで行われています。この風習を行う理由として、
・成人になるための儀式
・結婚
・喪に服す
などが挙げられています。

今では考えられない理由で抜歯をしていて驚きです(^▽^;)
しかも、今とは違い麻酔もなく道具もそんなに良い物ではないです、、、恐ろしいですね(-_-;)

縄文時代だったら成人の日に抜歯をしないといけなかったですね(^▽^;)
今はそういった事はなく、地域で開催される成人式に参加し大人の社会へ仲間入りすることを自覚するという感じですよね。

新成人の皆さま、おめでとうございます!!

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