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矯正治療中の口内炎

2020年9月5日

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(^_-)-☆


矯正治療中の口内炎について

矯正器具のブラケットと呼ばれるワイヤーを使った矯正治療を行う際などは特定の箇所に対して常にそのブラケットが当たっている状態になるため、
口内炎ができることがあります。

舌や口の粘膜に接触することで起こる口内炎を、カタル性口内炎と言います。
矯正器具だけでなく、歯の被せ物や入れ歯などが口の中を物理的に刺激することでも起こります。

歯の表面にブラケットを装着し矯正を行う場合は、ほっぺたに口内炎ができることが多くなりますが、
ブラケットを歯の裏側に装着し矯正を行う裏側矯正の場合は、舌に口内炎ができることが多くなるでしょう。


接触している部分を改善すれば数日で治ることがほとんどで、矯正治療の場合、初期段階に出やすい症状です。
この矯正器具が口内にあたる痛みや、口内炎の発生も、矯正治療が進み歯並びが整ってくると次第に改善されてくれば矯正器具も当たりにくくなり。


カタル性口内炎の主な症状

・ 口の中の粘膜が部分的に赤く腫れている
・ 腫れた部分が熱をもっている
・ 水ぶくれができる
・ 唾液の量が増える、粘り気が強くなる
・ 刺激のある食べ物がしみる
・ 味覚を感じにくい
・ 口臭が気になる

矯正初期の口内炎でこのような症状があったら、カタル性口内炎を疑ってみるとよいでしょう。


口内炎への対処方法

①矯正用ワックスを使用する。
矯正用ワックスは矯正器具を覆う粘土のようなもので、口の粘膜と接触してしまう部分に使用します。
器具と粘膜の接触を防ぐことができ、矯正中に生じるお口の中の痛みを軽減させるために使用します。
それだけでなく、装置がはずれたときなどの応急処置にも使用できます。

②矯正器具を調整してもらう
矯正用ワックスを使用しても口内炎がよくならなかったり、あまりにも長引くようであれば、矯正器具自体を調整してもらう方法もあります。
矯正にはある程度の痛みがつきものですが、普段の生活に支障が出るほどの痛みがある場合には、歯科医院にて相談してください。


☆口内炎が出来にくい生活を送ることも大事です☆
矯正器具が物理的にあたってしまうことによるカタル性口内炎は、なかなか防ぎにくいものですが、
少しでも口内炎ができにくい体をつくっておくことも大切です。
ビタミンB2、B6、ビタミンA、ビタミンCが不足すると口内炎ができやすくなってしまうため、矯正期間中は特に意識して摂取します。

バランスのとれた食生活、睡眠や休息をとり、体の免疫力を高めましょう!
少しでも免疫力が下がると口内炎が出来やすくなります。


矯正治療中は色々と我慢しないといけないことが多くストレスがたまってしまいます。
少しでも治療中のストレスを軽減するためにも、痛みなどのお悩みや些細なことでも大丈夫ですので
気になったことはご相談くださいませ(>_<)

一緒に矯正治療を乗り越えてキラッと輝く歯並びにしていきましょう!!

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